ほっじぽっじすてーしょん

広く浅い、多趣味野郎の時事録

片隅で感想文10:『BACCANO! 1931』

おっす!おおよそ2週間ぶり!

野に咲く花の様に細々と生きてました、わさびです。

 

さて、ここ最近は読書の感想文を書いていないわけですが……

 

本は読んでます!

 

 

 

 

……。

 

 

 

 

本は読んでます!!(大事な事なのでry

 

まあ、ようするに感想文を書かないだけで記事のネタは溜まっているわけですよ。

というわけで……

せっかくなので、ここ最近読んだ3冊(正確には4冊)の感想文を

 

3日連続で記事にしたいと思います!

 

コーナーを開設して以来、記事の連続更新をしたことは無いのですが、だいぶ間も空きましたし、せっかくなのでいつもとは違う事をしてみましょう。

 

すごく安易な思いつきなので、出来なかったら許してネ!(予防線)

 

ちなみに、感想文を書く作品のラインナップは以下の通り。

 

 

『BACCANO! 1931(鈍行編&急行編)』今回

『君は月夜に光り輝く』(明日、5月20日)

『いなくなれ、群青』(明後日、5月21日)

 

 

「あれ……次は積読状態の森見作品を崩すとか言ってなかったっけ……」

 

とか言ったそこのアナタ!

こんな駄ブログをしっかり読んでくれているようで本当に嬉しい、嬉しい……が!

 

ちょっと……黙ろうか……(意訳:いつも適当な事言ってスイマセン)

 

ということで、森見作品の感想文はまた次の機会に。

ちょうど有頂天家族2期やってるし、流行に乗るべきではry

 

では、さっそく三日間連続更新の一発目、

『BACCANO! 1931』いってみましょー!

 

BACCANO! 1931(鈍行編&特急編)

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はい、というわけで。

言わずと知れた超有名ライトノベル『BACCANO!』です。

......超有名とか言っておきながら読んでいないというのもアレですが、ライトノベルを読む方なら一度は耳にしたことがあるタイトルではないでしょうか。

あの神アニメーション制作会社ボンズ(『ブレインズベース』でした)の手によってアニメ化もされている、

ラノベ界に聳え立つ巨塔のうちの一柱であることは疑いようもありません。

作者はデュラララ!!レッド・ドラゴン、最近ではFate/strange Fakeなどが有名な成田良悟先生。

 

さて、今回の作品は二冊構成なわけですが……

 

二冊か……

 

 

 

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                            ↑アレ

 

 

……うん。

何も言わない!

 

では、いつも通りあらすじから。

 

 舞台は1931年、禁酒法の布かれたアメリカ。

何の因果か大陸横断特急『フライング・プッシーフット』に乗り合わせる無法者たち。 

能天気な泥棒カップルは友人に会いに行く道すがらで列車強盗。

泣き虫リーダーの元に集った不良グループの目的は『とある荷物』の強奪。

黒ずくめのテロリスト一派は乗客を人質に、収監されている首領の解放。

白装束のマフィアたちは身代金目当ての列車襲撃。

様々な思惑を乗せ、『フライング・プッシーフット』は夜の大陸へと駆け出す。

始まるのは、ならず者たちの馬鹿騒ぎ(バッカーノ)。

騒ぎにつられ、怪談話の怪物『線路の影をなぞる者(レイルトレーサー)』も目を覚ます……!? 

 

といった感じ。

今作は前述の通り『鈍行編』『急行編』の二部構成。

『鈍行編』で事件の概要が描かれ、『急行編』で事件の舞台裏、いわゆる種明かしが行われるという構成になっています。

物語は基本的に走行中の『フライング・プッシーフット』(豪華夜行列車)を舞台に展開していきます。

 

走る列車。

そこで行われるマフィアたちの抗争。

 

うん、非常に画になる。(確信)

 

 

魅力的な登場人物達

 

真っ先に注目すべきは、なんといってもキャラクターの豊富さでしょう。

単純に『登場人物が多い』だけではなく、それぞれのキャラが非常に立っています。

 

泣き虫リーダーのジャグジー

殺人狂のラッド

ド天然の泥棒アイザック&ミリア

 

挙げたのは登場人物のほんの一部ですが(登場人物は滅茶苦茶多いです)、ここに挙げた以外のキャラクター達もそれぞれ非常に魅力的

『どのキャラクターにも魅力がある』というのは群像劇形式の作品において非常に重要な要素ではないでしょうか。

単にキャラクターが多いだけでは、惹き込まれる魅力が無い内面ペラペラの雑多な人形劇になりますしね。

 

……そして、それだけ多数の魅力的なキャラクターが乱立するなか、それぞれのキャラが活きる場面がしっかりと用意されているのも素晴らしい。

 

多数の登場人物達を物語の中で持て余すことなく、最大限に活躍させている。

 

……と言うよりも

 

登場人物達が最大限活躍した結果、出来上がった物語。

 

と言った方が正確なのかもしれません。

そう言いたくなるほど、この物語からは作者の作為を感じませんでした

 

物語の整合性のために登場人物が動いているような感触。

作者が魅せたいシーンのために用意された華やかな舞台。

 

いわゆるご都合主義、とでも言えば良いでしょうか。

こういった端々で見えてくる作為の片鱗は、創作物である以上、ある程度は仕方がない物だとは思います。

しかし、それは度が過ぎると物語世界への没入感を著しく削ぐ要素でもあるわけで……。

 

夢の国を満喫している最中に、あの黒いネズミが急に着ぐるみを脱ぎだしたら興醒めですよね。

そんな感じです。(どんな感じだ)

 

 

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                 ↑こんな感じ

 

 

 話が逸れました。

 

えー、ようするに、

作者が登場人物を動かしている感じがしなかったわけです。

 

作者が黒子になって操っている人形劇ではなく、登場人物達が生きていて、それを傍観者として眺めている。その結果、物語としての流れと結末が出来上がった。

 

という感覚。

「そんなの当然だろ!!」

とか言っちゃう人も居るかもしれませんが、コレって凄く難しいことですよ。

 

物語の構成

あとは物語の構成がまあ見事。

伏線の張り方、回収、鈍行編と急行編のタイムラインの交差。

ミステリもののような感覚で読み進める鈍行編と、

想像以上のB級アクション満載(褒め言葉)で意外性を叩きつけてくる急行編。

 

デビュー2作目でこんな超絶技巧をやってのける成田良悟

 

これだけの登場人物を活かしきり、その上でこんな複雑な構成を成り立たせる。

そりゃ『奇才』って言われるわけですよ。

23歳でコレを書いたとか、もう悪い冗談としか思えない……。

 

正直な話、急行編で大活躍する『あれ』があまりにもチートすぎじゃねぇか!?とか思ったりもする(ほぼ事件の黒幕と化してる)わけですが、そこらへんは良いバカ映画を観ているような感覚で、決して作品の魅力を損なうような要素にはなっていません。

……むしろ作品の魅力を引き立てているといっても過言では(ry

 

エピローグの締め方も爽やか。

さっきも言いましたが、『バカ映画(褒め言葉)』を見終わったかのような痛快さ。

そんな中でも、バカ騒ぎが次作以降へと続いていくことを匂わせることも忘れない。

締め方としては、もう完璧と言って良いレベル

 

……基本的に実写化が大嫌いな人間なんですが、これは実写映画化しても通用する作品だなぁとか思ったり。

もちろん、製作はハリ〇ッドでな!!(ハガ〇ンみたいにキャスト全員ジャパニーズは簡便な!)

 

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とまあ、だいぶザックリとした感想にはなったわけですが……

 

感想かコレ!?

 

いつも通りといえばいつも通りですけど……なんかね……

 

ごちゃごちゃと書きましたが、『BACCANO!』はオススメの作品です。

まあ、今更オススメする必要もないくらいのビッグタイトルなのでアレですが。

 

「え~、私ぃ~ラノベはちょっとぉ~(笑)」

 

とか思ってる人にも是非とも読んでいただきたい。

これでダメならマジでラノベが合わない体質なんだと思います。

 

 

 

とりあえず3日間連続記事更新の一発目ですが、こんな感じで明日も書くつもりです。

 

明日は『君は月夜に光り輝く』の感想文の予定。

 

発光病という不治の病に侵されてしまった少女と、

自らの命と向き合うことが出来なくなってしまった少年の恋物語

 

どんな感想文になるか、乞うご期待!

 

……ご期待???

 

R25のフルエキ交換を夢見ながら、わさび