ほっじぽっじすてーしょん

広く浅い、多趣味野郎の時事録

片隅で感想文16『コンスタンティン』

 

俺はわさびだ、クソッたれ

 

 

 

スイマセン!

「いきなり毒づいてきやがった、このクソッたれ!」

とか言いながらブラウザバックしないでください!!許して!!

 

これは今回鑑賞した映画の冒頭、主人公が名乗るシーンのセリフを真似たものなんです。

 

映画のタイトルはコンスタンティン

 

私のツボにドストライクな、最高にイケてる作品でした。

 

前置きもそこそこに。感想文、はじまります。

 

コンスタンティン

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movies.yahoo.co.jp

はい、というわけで今回鑑賞した映画はこちら。前から観たかった映画の一つコンスタンティンです。

上映されたのは2005年。アメコミが原作みたいですね。

主演はマトリックスで有名なキアヌ・リーブス

キアヌ主演の映画は最近だとジョン・ウィックとか気になっているんですが、相変わらず未鑑賞。近々続編も上映するみたいなのでレンタルでもして観ておきたいところです。

 

若干話が逸れました。

それではいつも通りあらすじ

 

天国と地獄のエージェント、エクソシストとして悪魔を祓うことを生業とする

主人公ジョン・コンスタンティンキアヌ・リーブス)。

コンスタンティンはいつものように悪魔祓いを行うが、悪魔達の様子が普段と違う事に気付く。

「悪魔が地獄から人間界に侵入しようとしている」

悪魔達の目的は一体何なのか。

その謎を追う中で、ジョンは悪魔に狙われている女性・アンジェラ(レイチェル・ワイズ)と出会う。

アンジェラは双子の妹イザベルの自殺の謎を追っており、その過程でコンスタンティンの存在を知ったのだった。

 二つの事件の繋がり。『運命の槍』の存在。

人間界の命運はコンスタンティンに託された!

 

といった感じ。いつも以上に雑。

 

もうね、設定からして中二病をくすぐるわけですよ。

こんな作品が面白く無いなんて事あるわけないんですよ!(興奮

 

ジョン・コンスタンティン

とりあえず、スーツ姿で悪魔祓いをするキアヌがヤバいほどカッコイイ

それだけでも見る価値があるのですが、なんといってもキャラクターが好き。

 

ジョンは極度のヘビースモーカー。1日に30本もの煙草を喫煙し、そのおかげで末期の肺癌を患っており、余命は一年あまり。

しかし、ジョンは過去に自殺を図ったことがあるため、死後は地獄に送られることが確定(キリスト教では自殺は罪)。

地獄に行くのが嫌なジョンはエクソシストの仕事をすることで天使への点数稼ぎを行い、自らが天国へ行けるように取り計らってもらおうとしています。

ようするに、実は世界なんて二の次で、基本的には自分本位で悪魔祓いをしているわけです。

 

この人間臭さが非常に良い。

 

前述のヘビースモーカーっぷりとチンピラっぽい口調も相まって、エクソシストという神聖な職業とのアンバランスさも際立っています。

そんなふうに嫌々やってるくせに、エクソシストとしては凄腕とか……

 

もう最高かよ

 

更に、ハリウッド映画だったらヒロインを抱きしめてキスの一つや二つ交わすようなシーンでも、一切キスをしない硬派っぷり。シブい。

時には聖なるメリケンサック(もう好き)でハーフブリード(半分人間)の悪魔をぶん殴ったり、十字架を象ったリボルバー式のショットガンをぶっ放したり……

 

最高すぎるだろ!!!いい加減にしろ!!!

 

他にも中二心をくすぐる要素が多分にあるのですが、ここで言うのも勿体ないので是非自らの目で!

 

アクションシーン

上映当時、CMを見た私はマトリックスみたいなド派手なアクション映画なんだろうな!」というイメージを勝手に持っていたのですが、いざ鑑賞してみるとそんなことは無かったです。

人間らしい動きしかしないので、地味と言えば地味

しかし、そのおかげでリアリティがあって良い

 

「……悪魔とか天使が出てくる作品にリアリティってなんだよ。」

 

と言われてしまうかもしれませんが、そういったファンタジー要素が詰まった作品だからこそ、変にリアルな要素が映える

 普通の人間が怪しげなマジックアイテム片手に、超常の存在に立ち向かうわけですよ?

 

ロマンを感じませんか!!(感じませんか……)

 

他の見どころは?

えー、そうですね。

 

 

特にないです。

 

 

あくまで個人的な感想ではありますが、上記の二つ以外に特筆すべき部分は無い!!

 

「地獄の風景が面白い!」

「女優さん、綺麗だなぁ!」

「タバコはやめよう!」(?

 

といった細々した感想はありますが、あえて書くほどのものでは無い。

 

コンスタンティンが超カッコイイ!!」

「闘い方が人間臭くて好き!!」

 

このあたりでビビっときた方にはオススメですが、ピンとこない方は観ても「ふーん」で終わってしまうと思います。ストーリーに関しても『伏線回収がスゲェ』とか『終盤怒涛の盛り上がりをみせる』とか『めっちゃ心に残る……』といったことはありませんでしたから。

しかし逆を言えば、それだけしかオススメ出来る要素が無いのに「最高にイケてる作品だった」なんて言葉を使っちゃうくらい、上記2つの要素が魅力的なんです。

あと、私も決して詳しいわけではありませんが、ある程度宗教関係の知識があったほうが楽しめることは間違いないです。作中でもある程度は説明を挟んでいるので本筋を掴むだけならば問題ないと思いますが、もっと詳しければ違った見方が出来るのかもしれません。

 

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というわけで、コンスタンティンの感想文でした。

 

個人的に気になるのは、『あの結末をどう受け取るべきか』ですね。

『単なる禁煙ムービー』ってだけじゃあまりにもツマラナイ←ネタバレ有

 

えー、次回の予定ですが、

次回はピュアだったわさび少年の心

 

『黒のロングコートはカッコいい』

銀の弾丸は吸血鬼に効く』

 

といった中二病要素の種を植え付けた作品

 

『BLADE』シリーズ三作品

 

について感想文を書く予定です。

BLADEシリーズに関して包括的な感想文になると思いますので、各作品の内容については普段にも増して薄~くなる可能性がありますが、ご了承ください。

 

これまたいつも通り、次回更新は未定です。

それでは。

 

-最後まで読んでいただき、ありがとうございました-

 

@キャンプツーリングから生還。 わさび 

夜迷言

ただいまの時刻、午前2時46分。

草木も、良い子も、学生も。

誰もが寝ている丑三つ時ー。

 

どうもこんばんは、わさびです。

なんだか眠れないので久しぶりに雑記。

 

歳を取るごとに自分の立ち位置が曖昧になっていく感覚があります。

というよりは『自分自信が乖離していく感覚』といったほうが良いでしょうか。

小さいときに満ち満ちていた生の実感か遠ざかり、どうにも居心地の悪い感覚がいつも付きまとっているような気がするのです。

まるで誰かがパラパラと日めくりカレンダーをめくっていて、その様子をただただ茫然と眺めているような感覚。そんな自分から少しだけ距離を置いて、冷ややかな目でコチラを見つめる別の自分。

彼は私を見ながら「なにやってんだ、お前」というような嘲笑を浮かべている気がするし、「そりゃそうだよな」と勝手に納得しているような気もする。

「そんな離れたところから勝手な事言ってんじゃねぇ!」と罵声を浴びせかけたい気持ちにもなりますが、彼ははたして『いつか置いてきた自分』なのか、はたまた『いつか追いつく自分』なのか。

答えは見つからず、私は居心地の悪さを抱えたまま、今日も日めくりカレンダーを見つめ続ける。彼の冷ややかな視線を、必死に意識の外に追いやって。

 

なに言ってるのか自分でも分かりませんが、深夜テンションという事で許してプリーズ。

意味なんて探さなくてもそこらへんにたくさん転がっているものです。意味の無い言葉がこんなネットの片隅にあったっていいじゃないですか。

 

というわけで、夜迷言はこれくらいで。

最後は以前即興小説で書いた短編をあげてお茶を濁したいと思います。

一応完成作品ではありますが、所詮30分クオリティなのでお手柔らかに。

これからも少しずつではありますが、完成した作品をあげるかもしれません。

次回は感想文になると思います。期待しないでください(?

それでは。

 

普通(お題:とんでもない性格)

 人並みに生きるということは難しい。
 それは僕が十数年という短い人生の中で学んだ、たった一つの真理だ。
 例えば人の善意を受け取った時。にこやかに、さわやかに「ありがとう」。人との距離感が適切に取れる人間なら、ここで握手の一つでも交わすかもしれない。
 でも、僕にはそれが理解できない。なぜ押し付けられた善意に対して感謝を述べる必要があるのか。こちらはハナっからそんな不気味なモノを受け取るつもりは無いのに。一人ぐらしのアパートに突然押し売りに来る不気味なセールスマンに、あんたらは感謝を告げるのかい?
 「ああ、ちょうど困っていたんです!それを買わせてください、ありがとう」
 冗談じゃない。僕は一人で満ち足りている。勝手なおせっかいで、僕の孤高の世界を壊すな。
 だから他人から善意をぶつけられたとき、僕の心に巻き起こるのは春爛漫といった風情の生温い感謝の気持ちでは無い。
 殺意。
 殺意。
 殺意―だ。
 「これ、落としましたよ」
 そう言いいながら、ハンカチを渡してきた女性が居た。吐き気がする。胃がむかむかして来て、腹の奥底から熱っぽい何かが唸りを上げながら駆けあがってくる。色白で、華奢な女性の首は、花を手折るくらいの気安さで折ることが出来るような気さえする。

 時間にしてコンマ1秒にも満たない刹那、僕の脳内は暴力の事で一杯になる。それはいつもポケットに忍ばせているカッターナイフのだったり、それを刺しこむ部位のことだったり、ここは人目に付くから場所を変えた方が良いかもしれないという犯行場所のことだったり。
 それが出来たらどんな反応をするだろう。この無遠慮な女は、周囲は、世間は。僕という人間をどう見るのか。
 そうして一通り考えをめぐらせた後、思考は急速に冷えていく。だってそうだろう?そんな事をしたらタダじゃ済まない。僕は異常だという事を自覚しているけれども、単純な思考回路が死んでいるような馬鹿じゃあない。
 だから精一杯、普通の人がするような行動をイメージしながら、僕はそれを忠実にエミュレートするのだ。

 「ありがとうございます」

 

ーENDー (※即興小説掲載時のものに多少の加筆、修正を加えています)

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました

片隅で感想文15『FURY』

こんにちは。

永遠に中二病わさびです。

 

今回は久しぶりに映画の感想文を書いてみたいと思います。

映画の感想文を書くのは虐殺器官の記事以来になりますが、あの時は小説と併せた記事にしたので映画単品を扱うのは今回が初めてです。

 

……他に書くことも思いつかないので、早速本題!(雑

 

FURY

「fury」の画像検索結果

fury-movie.jp

というわけで、今回感想文を書くのは映画『FURY』です。

公開は2014年。

あのブラッド・ピットが出演しているということもあり、当時話題になった一作。

戦車好きの友人の勧めもあり、是非観たいと思っていた作品なのですが、この度ようやく鑑賞することが出来ました!(ありがとう、Amaz●n Prime……)

 

率直な感想ですが、

面白かったです

 

ただ、観る人によっては凄く微妙な評価になる作品かもしれません。

今回はそこらへんも掘り下げていきましょう。

 

ではいつも通りあらすじから。

 

舞台は第二次世界大戦、激戦が繰り広げられるドイツ。

最前線に配属された新兵、ノーマン(ローガン・ラーマン)はウォーダディ(ブラッド・ピット)率いる歴戦の戦車、FURY号の副操縦士に任命される。

熾烈を極める戦場、荒くれ者揃いの搭乗員たち。

新兵であるがゆえの未熟さと、戦場の現実が引き起こす摩擦に苦しみながら、ローマンはFURY号と共に戦場を駆け抜けていく。

 

といった感じ。

言うまでもありませんが、ジャンルは戦争モノ。尺は2時間10分くらいです。

 

戦車

なんといっても本作の見どころはコレ。

 

戦車が凄い。

 

CGじゃありません。実物を使用しています

作中で登場する超有名ドイツ戦車Tigerに関しては、現存する車両の中でも唯一動作可能な個体を博物館から借り受けて使用するという気合の入りっぷり。

 

泥濘を力強く踏みしめる履帯。

放たれる8.8cm砲の恐怖。

戦闘中、車内で飛び交う怒号。

 

もちろん、『戦車戦の様子を徹底してリアルに描いているのか?』といえば、そんなことは無いでしょう。ミリタリーに詳しいわけではありませんが、そんな私でも「いやいや、こんな事にはならねぇだろ」と突っ込みたくなるシーンはいくつかありました。

 しかし、それで本作の魅力が損なわれることはありません。

 

劇中で繰り広げられる、泥臭い人間味に溢れた戦車戦。

 

本作が実物を利用してまでリアルを追求したかったのはコレだと思います。

どうしても『戦車』と聞くと無機質な兵器としてのイメージが付きまといます。

しかし、『実際はそこに搭乗している人間が居て、彼らにもドラマがあって、戦場という過酷な環境下でも戦い抜いていたのだ』という至極当たり前のことをこの作品は突き詰めて描きたかったのではないでしょうか。

 

『血の通った戦車という存在』

 

これが本作のテーマであると私は感じました。

 

新兵という視点

これも良かった点です。

あらすじでも書いたように、本作には新兵のノーマンが登場します。

ノーマンは新兵なので、当然戦場の過酷さも、戦車のことも分かりません。

すなわち、鑑賞する側と同じく『戦争の現実を知らない存在』になっているわけです。

こういった『鑑賞側に合わせた視点を持つ登場人物』は観ていて非常に感情移入がしやすい。

 

他の作品で例えると、

 

・無法地帯のロアナプラに紛れ込んだ一般人のロック

・人違いから秘密結社の一員になってしまったレオナルド

・理由もわからないままエヴァンゲリオンに乗ることになってしまったシンジ

 

漫画・アニメに偏った例になってしまいましたが、パッと思いつくだけでも該当する作品がゴロゴロ出てくるくらい鉄板の手法です。感情移入という要素を強めるにはこれ以上ないほどに有効な手法ではないでしょうか。

 

何を伝えたい映画なのか

先ほども書きましたが、私は本作を『血の通った戦車を描いた物語として受け取りました。

その結果「これは良い作品だ」という評価に至ったわけです。

しかし、これを『戦場で生き抜く人間の物語』と捉えた場合、正直言って満足のいく作品だとは思えません。

このあたりが感想文冒頭で「人によっては凄く微妙な評価になる」と書いた理由です。

 

なんというか、本作は登場人物個人の掘り下げが基本的にあまい

作中で描かれているのはあくまで戦時下における言動だけであり、各登場人物がどのような背景を持って戦場に立っているのかがわからないのです。

あくまで『人間の物語』を描くのであれば、人生の1ページである『戦争』だけを描き、その他のページを蔑ろにするわけにはいかないでしょう。

最低限主人公格(ノーマンかウォーダディ)の掘り下げが行われていれば納得がいくかもしれませんが、そういった描写もありませんでした。

 

昔、国語の教諭が言っていた「物語とは何者かが何かになる話である」という言葉を思い出します。

 

物語とは無力な少年がヒーローになる話であり

物語とは病弱な少女が病を克服する話であり

物語とは男が虎になる話である......と。

 

そういった観点で観ても、この作品は『人間の物語』とは到底言えない終わり方で幕を閉じます。

……まあ、そんな終わり方をしたからこそ、私は「これは戦車の物語だ」という結論に至ったわけですが。(タイトルもFURYですし)

 

『本作は何を伝えようとした映画なのか』

 

これを鑑賞者がどう受け取るかで評価がガラッと変わる。

そんな作品だと思いました。

 

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以上、映画『FURY』の感想文でした。

とりあえず

 

戦車が好きだ!

ミリタリーが好きだ!

ガルパンが好きだ!(?

 

という方には是非とも観ていただきたい作品です。

そして、その『好きの対象』がどれだけ凄惨で恐ろしい背景をもったモノなのかということをもう一度再確認してください。

きっと、今までより更に深く、更に真摯に、更に楽しい視点で戦車と物語を味わえるようになるはずです。

 

これほどまでに凄惨な戦争に使われていたものがスポーツとして描かれたり、プラモデルになったりしているのはこのうえない平和の証だと思います。

平和な世の中だから戦車道は成り立ち、誰もが笑顔で戦車について知ることが出来る。

それらは決して悲観すべきことではないはずです。

 

……つまり何が言いたいのかというと、ガルパンは良いぞ

 

なんだか蛇足になった気がしますが、今回はこの辺りで(笑)

Amaz●n Primeのおかげで映画が視聴し放題だったので、次回も映画の感想文の予定。

 

題材はキアヌ・リーヴス主演コンスタンティン(鑑賞済み)

 

期待せずに待て!(弱気)

ではでは。

 

ー最後まで読んで頂き、ありがとうございましたー

 

@FURY二週目を鑑賞者しながら  わさび